是非会場へご足労下さい!



「世界コンピュータ将棋選手権(WCSC)」ポリシー


WCSCは、公平な運営のもとで,最強のコンピュータ将棋を決めるためのものである

WCSCでは、参加者のハードウエアの制限をしない.また、参加者の制限をしない

WCSCの場では、開発者の交流をはかる



第26回世界コンピュータ将棋選手権開催趣旨



 情報処理の最先端技術を分かりやすく一般の方に示すのは難しいことですが,人工知能や知識工学の応用としての思考ゲームは,結果を勝敗で示すことができるので,一般の方にも技術レベルが分かりやすい分野です.ゲームの中でも,チェッカーのようにコンピュータ向きのものもあれば,囲碁のようにコンピュータにはまだ難しい分野のものもあります.その中にあって,チェスについては1997年に当時の人間のチャンピオンと人間の試合と同様なルールの下で戦い,破ってしまったことから,ある意味で終わってしまいました.将棋については既にトッププロ棋士と対戦しても遜色ないレベルまで到達しており,現在大いに注目されています.

 コンピュータ将棋の研究は1974年に開始されておりますので40年以上が経過しました.1994年頃アマ初段に,2005年5月の「第15回世界コンピュータ将棋選手権」ではアマチュア全国大会県代表レベルの実力に達しました.その後も年々進化を続け,2012年1月以降のプロ棋士との対戦(電王戦)では,2012年には「ボンクラーズ」が名人経験者(引退棋士)の故米長邦雄永世棋聖に,2013年には「GPS将棋」がA級棋士の三浦弘行九段に,2014年には「ponanza」が実力者の屋敷伸之九段に勝つなど,16局の対局が行われコンピュータ将棋がプロ棋士に対し10勝5敗1引分と勝ち越しています.2015年に行われた「電王戦FINAL」ではプロ棋士側が3勝2敗と勝ち越したものの,現在のコンピュータ将棋にはプロ棋士といえども十分な準備をしたうえで対局に臨まないと勝つことが出来ないことが明らかになり,同時にコンピュータ将棋もさらに強くできる余地があることが示されました.

 コンピュータ将棋選手権は,1990年に第1回が行われ,その後ほぼ1年に1回行われています.この選手権は,各参加プログラムの成果の公表(パフォーマンス)の場としての意義を持ち,これが,研究のための研究ではなく,実用的な面を明らかにすることで一般の方に情報処理の最先端技術の成果を示すと共に,新しいアルゴリズムの実験の場として,参加者間の情報交換を行うことによるさらなる情報処理技術の進歩を促す場ともなっています.参加者が一堂に会する選手権の意義もそこにあると考えています.選手権で優秀な成績を収めた開発者には,コンピュータ将棋協会の例会や情報処理学会主催のゲームプログラミングワークショップ(コンピュータ将棋協会協力)などの発表の場で,情報公開を積極的に促しています.これにより,この分野の技術の向上を促進するとともに,新規参入者が容易に開発できるような支援も行なっています.この積極的な情報公開の考え方が,コンピュータ将棋の進歩を早めてきたばかりか,情報処理技術の進歩に寄与すると考えています.

 2015年5月に行われた「第25回世界コンピュータ将棋選手権」では,「電王戦」でプロ棋士に3連勝するなど活躍した「ponanza」が7回目の参加で初優勝しました.外国のチームも毎年参加しております.国内では大学等の研究者のチームも活躍しており,注目されています.また,近年では,アルゴリズムだけではなく,ソースプログラムの公開が行われ,選手権への参加の敷居を下げています.観戦されていたプロ棋士の方々の感想をお聞きすると,現在の実力はトッププロ棋士に並びかけたと考えて良いかと思います.

 「第26回世界コンピュータ将棋選手権」でもプロ棋士の先生方においでいただき,出来ればイベントを開催するなどして盛り上げたく存じます.

大盤解説&ニコ生出演者

2016年5月5日(木)ご入場受付開始9:15(〜随時) 解説会開始予定時刻 9:30 最終局終了予定 17:15 閉場 18:30

team 千田 翔太(ちだ しょうた) 五段

第42回(2014年度)将棋大賞新人賞

team 菅井 竜也(すがい たつや) 七段

第5回(2011年度)大和証券杯最強戦優勝
第46期(2015年度)新人王戦優勝
第39回(2011年度)新人賞
第42回(2014年度)将棋大賞勝率一位賞・最多勝利賞・升田幸三賞

team 佐藤 秀司(さとう しゅうじ) 七段

第23回(1992年度)新人王戦優勝

特別協力・協賛

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